※ 2022/2 更新

 

PHP を Webシステム開発 に利用する理由

 

JavaやRuby Pythonなど、たくさんのWebシステム開発言語がある中、私たちはサーバーサイドプログラミング言語として、「 PHP 」を選択しています。
ある方は言います。PHPは過去のモノだと。実際そうなのでしょうか?これから先、PHPを選択することは悪い選択なのでしょうか?
私たちはそうは思いません。むしろ、PHP はこれから先も選択し続けられる理由があります。

 

 

PHPは 78.0%の利用率

W3Techsの調査では、以下のレポートがなされています。(2022年2月の調査)

PHP is used by 78.0% of all the websites whose server-side programming language we know.

 https://w3techs.com/technologies/details/pl-php

「すべてのWebサイトの78.0%がPHPを利用している」

という調査結果です。

次いで、ASP.NET、Ruby、Javaが続きますが、シェアは大幅にPHPがシェアを取っています。

Webシステムを開発するにあたり「PHP」を選択することは非常にスタンダードといえる状況です。

 

JavaScript (JQueryなど) は Webサイト開発の必須のプログラム言語

これに加え、SIAで Webシステム開発 を行うに当たり、必須技術となっているのが JavaScript。JavaScriptはフロントサイドプログラミング言語とも言われ、主にブラウザで皆さんが画面を操作されるときに反応するユーザーインターフェースの細かい動作などに利用されます。

私たちは受注したWEBシステム開発において、100%「PHP+JavaScript」で開発しています。

JavaScriptのライブラリは様々ですが、弊社では jQuery、Bootstrapを多用します。

 https://w3techs.com/technologies/details/pl-php

これらのライブラリもシェアトップです。シェアが多い言語・ライブラリを利用する事の利点は、定期的なアップデートが行われる点と、不具合や障害、バグなどが発生したとき、ネットから情報を得やすいという利点があります。困ったときに、誰かに相談できるということになります。

時間が経ってもなお最先端で活用され変化し続けるPHP。これと一緒に進化し続ける JavaScript でのWEBシステム開発。

お客様にベストなシステムをご提供するに当たり、SIAではこの言語をまず増す活用していきます。

 

 

PHP  … 世界・日本で有名なCMSはPHPで作られている。

 

Web管理システムのCMS(コンテンツ管理システム)は、現在WordPressが第1位となっています。多くのCMSはPHPで開発され、カスタマイズ・拡張される際もPHPが利用されています。 前述しましたが、サーバーサイドの言語として80%近いシェアとなっています。日本では、金融系や予算のある大手がASPやJAVAを使っているものの、中小規模のサイトでは、PHP等を利用する事が多いようです。皆さんの訪れるWebサイトのCMSで数多く利用され、また現在でも利用シーンが伸び続けているPHP、まだまだ将来に向けて利用し続けられると考えられます。WordpressやECサイトのリニューアルや機能追加にもPHPによるシステム拡張が効率が良いのは言うまでもありあせん。

 

PHP は歴史が長く、問題解決方法が多数ネットにあふれている

 

PHPは1994年に生まれました。初代バージョンから約20年を経過するPHPは、ネット上に情報があふれています。 ネット上に情報が有ることはとても重要で、システム開発においても、「問題で停止することなく開発を進め続ける」ために、プログラム言語に関する仕様から、各種サーバーやネットワーク環境に関わるトラブルシューティングまで、PHPは膨大な、技術情報へ即座にアクセスする事ができます。 結果、「開発期間・納期・トラブル対応」全てにおいて、迅速かつはまりにくいシステム開発・運用を行う事が出来ます。もちろん他の言語についても,情報はありますが、古い情報も多く、ふるいに掛ける時間なども考えると、今でも活発にユーザー同士の情報交換が行われるPHPを選択し、円滑なシステム開発を実行しています。

 

PHP は複雑・高度な言語では無いため、比較的早期にエンジニアが習得することができる

 

PHPは初心者でも分かりやすく扱えるようになっているため、エンジニアの習得をスピーディーに行う事が出来ます。 SIAでは、新人教育ではPHPを利用する事が多いのですが、そのまま正式なプロジェクトに入っていくことが出来ます。 弊社では3ヶ月程度の学習で、実プロジェクトに入っていきます。新人が早く育つということで、教育コストをおさえる事が出来ています。

 

PHPなど、様々なプログラミング言語。何のために使うか。

 

PHPの事をメインでご説明しましたが、実際のところは .Net、Swift、Objective-C、ASP、C#、Python、MQLなど様々な言語も扱います。

全ては適材適所。

Webサイトの構築にはPHP+JavaScriptを多用しますが、バックエンドにはPythonを使ったりもします。

「やりたいことをなるべく早く開発し、間違いないデータ処理を行うこと。」これがシステム開発の原則と考えます。「やりたいことをなるべく早く開発する」というのは開発費・開発期間の圧縮にもなりますし、残念ながら発生する仕様変更、不具合やバグへの対応時間をとることにもなります。

ネットを調べると、最新の言語の紹介も多々ありますが、お客様に安心して提供できる開発環境という目線で言うと、何でも最新を取り入れれば良いというものでも無いかもしれません。

 

といいつつ、私たちも Python や Rなど新言語も取り入れています。お客様の新たな開発依頼が来るべき時のために。

 

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